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ネットワークビジネス・マルチ・ネズミ|大学進学後注意すること②

 

ネットワークビジネス・マルチ商法・ネズミ講。知識があれば騙されずに済むのですが、知らなかったら“話のおいしさ”に心が惹かれ、ずぶずぶと地獄に引き込まれます。

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私がつい数年前に通っていた大学でも大問題になっていました。商学部の女子生徒が高級化粧品を学校の友達に販売したんです。

化粧品を友達に売ることはもちろん犯罪でもなんでもありません。問題なのは売ったことではなく、売り方なんです。ネットワークビジネスの手法で販売をしたのです。

ネットワークビジネスを簡単に説明すると。友達にたくさん商品を売ればあなたは得をしますよ。そしてその友達も友達に商品を売れば得をしますよというものです。

「得をするならいいじゃん」と思わないでください。以下に少し詳しく書いていきます。

ネットワークビジネス(マルチ商法)のしくみ

例えば、私が組織の創始者となってAさんを誘ったとします。

Aさんに30日分の健康食品を言葉巧みに「本当に良い健康食品だから、たくさん買ってよ」と5000円で売ろうとします。でも、Aさんは健康に興味がないので最初は適当にあしらいます。そんなAさんにでさえ、私は健康食品を買わせます。

「うちの会社の会員になれば、この健康食品を販売する権利と、新しい会員を勧誘する権利をあげるよ。売ったら利益が出るし、新しい会員を入れてもお金をあげるよ」などというのです。

そうすれば、健康食品に興味がなくても、「儲かるならやってみるか。」となります。

そして、私はAさんに10年分の健康食品を買ってもらいました。これだけで私は大儲けですよね。

Aさんは買った商品を売らなければ損をします。だから、自分が買った健康食品を知り合いに売ろうとします。仮に10年分全部売れたとします。

そうすればAさんには、売れた分の利益が入ってくるので儲けることができます。また、私もその一部を利益としてもらえるので私も儲かります。

Aさんの勧めで5人がそれぞれ2年分の健康食品を買い、会員になりました。その新たな会員も同じように商品を購入して売ります。その人たちが売った利益の一部が私とAさんにも入ります。私とAさんは何もしないでもお金が入ってきます。儲かりますよね。

このような連鎖が無限に続くのです。無限といっても知り合いに売れる人ばかりとは限りません。10年分も買ったのに1つも商品が売れない場合も考えられます。

そうなったらどうでしょうか。商品購入には相当のお金が必要です。基本的に借金をします。つまり、売れなかったらいらない商品と借金だけが残るのです。

ピラミッドのトップの私やトップに近いA君は儲かります。トップに近くなくても言葉巧みに友達を引きずり込むことができたら、儲けることは可能です。

しかし、どうでしょう。売れなければ破産する可能性があるマルチ商法に友達を誘うなんて最低だと思いませんか。

仮にマルチ商法だと知らずにやっていたとしても、そのような危険な商法に友達を巻き込んでしまったら、謝って済むことではないですよね。

マルチ商法の仕組みを知っていればこのようなことになる可能性を減らすことができます。もし、友達からそういうことに誘われたら絶対に断りましょう。

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ネットワークビジネスには学生は絶対に関わらないようにしましょう。

 

分かっていても騙される人がいる

ネットワークビジネスをやる人は口がうまいです。自分の口がうまいことを利用して人をだまして金もうけをしようとしているのですから当然です。

巧みな話術に騙されないようにしましょう。

例えば、

  • アメリカではネットワークビジネスが普通の商売として成り立っている
  • ねずみ講のような違法な商売ではなくみんなが儲かる合法な商売だよ
  • 誰でも簡単に稼ぐことができる
  • 空いている時間を利用して気軽にできるよ
  • 何もしないでも勝手に売れていくよ

ということを、かなり言葉巧みに語ってくれます。「何もしないで勝手に売れて、誰でも簡単に稼ぐことができるなら、全部自分で売ればいいじゃん。」と思ってしまいますけれどね。

結局は騙される人のネットワークを築いて初めて成立する商売なんですよ。

都心などでは一等地にある高層ビルの会議室などを借りて説明会を行ったりすることもあります。一等地にあるビルの外観に騙されてその組織がしっかりしていると安心させようとしているんです。

どこかの教授の名前を借りて私費出版で本を出して、商品の価値を無理やりつくり出そうとしたりもします。

うまい話には必ず裏があります。少なくとも、知り合いに商品をに売ったらお金が儲かるという仕組みはすべてネットワークビジネスと思って構いません。

実体験

私は大学の時にマルチ商法(当時はネットワークビジネスという言葉ではなくマルチ商法という言葉しか知らなかったのでここではマルチ商法と表現しました)に誘われたことがあります。マルチ商法のことは多少は知っていたし、危険ということはなんとなくわかっていました。

しかし、話を聞いていくうちに自分もできると思うようになり、会員になろうとしました。結局入ることはなかったのですが、説明会に行くと儲かるという言葉に騙されてしまう危険性が誰にでもあると思います。

絶対にマルチ商法のセミナーや講習会に参加することはやめましょう。

では、なんでマルチ商法を知っている私が、講習会に参加したと思いますか?それは友達からマルチ商法のことを知らされなかったからです。「知り合いに全国的にすごい人がいてその人の講演会があるんだよ」「ためになるから聞きにいかない」というような誘い方をされたんです。

その会場に行くまではどういうことを聞くのかほとんど知らされない状況でした。知らずについていったらマルチ商法でした。勧誘する人は「絶対にマルチ商法ということを匂わしてはダメだ」という指示が上層部から与えられるみたいです。

※ ごめんなさい、本当は知らされていたのですが、実際は知らされない場合が多いのでそれを知ってもらうために嘘を書きました。私はマルチと知りながら参加しました。確実に怪しいと思ったので問い詰めて聴きだしたのです。「どういうものか?本当に騙される奴がいるのか?と少し興味があったんです。そしてまんまと騙され、わけのわからない健康食品を買いそうになりました。

蜂蜜か何かわからないけれどすごく健康に良いものと言われました。さらに理解できないのが、会員になるには5万円だったか20万円だったか記憶がかなり飛んでいるのですが、変なビデオデッキのような機械を渡されるみたいです。何に使うものなのかは詳しくは覚えていませんが、それも健康食品以外に売ってくれと言われたような記憶が残っています。

 福岡でもあった

福岡でもあったんです。半年くらい会っていなかった人から、「この前貸していたトランプを返して」と連絡が入ってきました。急になんだろうと思いましたが、借りていたものを返す必要があったので会いに行きました。

そしたら、以前経験したこととほぼ同じ手口でセミナーに参加しないかと誘われました。知り合いだったから話を聞いてやめるように諭したのですが、聞く耳を持ちません。

おそらくすでにお金を払っていたのでしょう。誰かを勧誘しない限り自分が損をするので必死になっていたのだと思います。

このように、仲がそこまで良くなかった人から急に会おうと言われた場合、マルチ商法を疑った方がいいですよ。

また、次のような経験もあります。10数年前になりますが、ちょっとしたことから知り合いになった人がいました。すごいいいやつと思っていたら、ネットワークの勧誘でした。

3ヶ月くらいそういうそぶりを見せなかったので、その話を振られたときは衝撃でした。いいやつなのは勧誘のためだったのかと…。

マルチ商法に手を出したら必ず友達をなくすので、やめましょう。また、人をだまして自分だけが儲かろうなんていう考えの人は最低です。そのような人が知り合いにいたら縁を切った方がいいと思います。何に巻き込まれるかわかりません。

ちなみにネットワークビジネス・マルチ商法は名前が違うだけで同じものだと思ってください。商品を介して無限連鎖で儲ける仕組みです。商品を介さずに金品だけで行うのがねずみ講です。

ネットワークビジネスや・マルチ商法が化粧品や健康食品を主な商品に設定するのはそれらは適正価格が分からないからです。

数万円で化粧品をうったとしても、製造するのにどれだけのお金が掛かっているかわかりません。高いから製造にも相当の費用をかけているかもしれませんが、ネットワークビジネスでは適正な価格で販売されていることはないはずです。

10円の価値しかないのものを1万円で売っているかもしれません。適正価格を調べようにも調べられませんから・・・。ようは、商品を介さずにやったら犯罪になるから商品を介在させているだけなんです。

本当に注意しましょう。

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