福岡県学習支援人材バンク|困窮家庭に必要なものは学力向上?

今日の西日本新聞の一面に「学習支援人材バンク困窮家庭学力向上に善意を」という見出しがありました。

福岡県が生活困窮家庭の小中学生が通う学習支援教室のボランティアが不足しないように、希望者を人材バンクに登録し、教室を開設した市町村に派遣する事業を6月から始めたそうです。

 

教室を開設している市町村は以下の通りです。

  • 北九州市
  • 田川市
  • 古賀市
  • 那珂川町
  • 遠賀町
  • 大木町
  • 上毛町
  • 大牟田市
  • 筑後市
  • うきは市
  • 宇美町
  • 小竹町
  • 広川町
  • 築上町
  • 久留米市
  • 中間市
  • 嘉穂市
  • 糟屋町
  • 筑前町
  • 添田町
  • 飯塚市
  • 宗像市
  • 朝倉市
  • 水巻町
  • 大刀洗町
  • 苅田町
  • 福岡市※

※ 福岡市だけは独自にボランティアを募集しているみたいです。

ボランティア

福岡県が今回人材バンクを始めたのは、学習支援教室を行っている市町の約半数がボランティア集めに苦労しているからだそうです。

参考:人材バンク「エール」

私はこのような活動があることはネットや新聞などで知っていましたが、ほとんどの人が知らなかったと思います。

今回新聞の一面で人材バンクが大きく取り上げられたことで関心を持って登録をする人が倍増すればうれしいで。

ただ、個人的に気になったのは「生活困窮者自立支援制度」という表現を前面に押し出していることです。

このような表現を前面に出せば参加したくても参加しにくくなる子も少なからずいるのではないでしょうか。

勉強以外のことを伝えられる

「学習支援」ということなので学校の勉強が得意ではない子たちが集まってくることを想定していると思います。

しかし、どうやらそれだけではないみたいです。

支援サイトを見る限り、テストでよい点数を取るための指導をすることを第一に考えるのではなく、子供と年齢が近い大学生が勉強の必要性や楽しさなどを伝えることをメインに考えているように思えます。

勉強が嫌いな子に無理やり勉強をさせても勉強をするわけがないので、勉強の必要性や楽しさを教えてあげる方が、結果的に子ども達の成績が上がるようになるという感じで支援活動をしているのかもしれません。

というのは、教室は週1回で学習習慣を身につけることを重視すると新聞にあったからです。また、周りと雑談をして楽しむ子もいると書いてありました。子供の居場所づくりになることも想定しているのでしょう。

本当に良い取り組みだと思います。

勉強ができないのは貧困だけが原因ではない

「勉強ができないのは貧困のせいだ」と言う人もいるみたいですが、貧困は原因の一つなのかもしれませんが、それだけが原因だとは思えません。

というのは、現に塾に通わなくてもトップレベルの成績の人がいますし、逆に塾に通っているにもかかわらず全く学校の勉強ができない人もいるからです。

何が原因

では、何が勉強ができるかできないかの原因なのでしょうか。

私は親が子供に勉強の必要性を上手に伝えているかどうかが大きな原因だと思っています。

このブログを見ている方は、このブログ検索している時点で子供に関心がないということは絶対にありえませんが、子供に無関心な親が世の中にはいます。

そのような親の元で育った子は勉強をすることはほとんどないはずです。

金銭的に厳しい状況にあったとしても子供に関心があれば勉強の大切さを伝え、自分の力で勉強をする子供になります。

ですので、今広がりつつある学習支援は、子どもの教育に関心のない親の子をどれだけ支援できるかが重要になると私は思っています。

私には到底できるような内容ではないので、ボランティアでこのような活動をしている方たちは本当にすごいと思います。

勉強をして進路を決める

少し話はずれますが、書いておきます。

勉強をすれば、金銭的負担をあまりかけずに進路が見えてくると思います。

学力特待を狙う

大学に進学したいけれど金銭的に難しという場合、学力特待が充実している大学も選択肢の一つにすればいいと思います。

九州では学力特待が充実している私立大学がたくさんあります。

「学力特待がある大学は偏差値が低いので卒業しても就職ができない」という誤った考え方をしている人もいますが、一部の企業を抜かせば大学名で就職が不利になることはほぼ考えられません。

会社が欲しいのは偏差値の高い大学の出身者ではなく、能力のある人です。

偏差値が高い大学には能力が高い人が必然的に集まるので、世間的に見てよいところに就職できる人が多いだけです。

なので、金銭的に大学進学が難しいと思っている人は大学名にこだわらず、学力特待で大学を卒業することも考えてみてください。

偏差値が低く一般的に良くないと思われている大学も実際に入ってみると良いと思えるかもしれませんよ。

高卒程度公務員を狙う

高卒程度公務員は倍率が高く合格するのが難しいかもしれませんが、一つの選択肢だと思います。公務員は社会的信用と安定が得られるので、高卒で一般就職をするよりも良いと思います。

独学

勉強習慣がついていれば、学力特待を狙うのも高卒程度公務員を狙うのも独学でなんとかなるはずです。大学も公務員試験も結局は勉強量がものを言います。人から教えてもらわなくても参考書を読んで勉強習慣があれば参考書を読んで理解する力もあるはずです。

「言うのは簡単だいだったらあんたが独学でやってみろ」と思うかもしれません。

ですので、余計なことだとは思いますが一応書いておきます。

私は簡単な資格ではありますが、H24・25年に行政書士、宅建、管理業務主任者、FP2級を立て続けに受け独学で合格しています。また、韓国語と中国語を同時並行で勉強し、ハングル検定3級とHSK4級を独学で1年で合格しています。

資格試験に合格するには予備校に通わなければならないと思っている人も多いですが、そうでもないことが分かってもらえるはずです。

なので、高卒程度公務員試験は科目数が多く倍率も高いので難しいかもしれませんが、独学でできないことはないはずです。